LinuxでCPU情報を取得する

CPU（中央処理装置）は、単にプロセッサと呼ばれることが多く、マシンの最も重要なコンポーネントの1つです。 すべてのタイプのデータ処理操作を実行し、コンピューターの頭脳と見なされます。

システムに搭載されているCPUの種類とCPU速度はどれくらいか疑問に思ったことはありませんか？ マシン内のCPUを正確に知る必要がある理由はさまざまです。 おそらく、カーネルモジュールを読み込んでいるか、ハードウェア関連の問題をデバッグしている可能性があります。 理由が何であれ、Linuxでは、コマンドラインからプロセッサのタイプと速度を決定するのは非常に簡単です。

LinuxでCPU情報を取得する

使用しているCPUのタイプを判別する最も簡単な方法は、 /proc/cpuinfo 仮想ファイルの内容を表示することです。 proc/cpuinfo ファイルを使用してプロセッサのタイプを識別するには、追加のプログラムをインストールする必要はありません。 どのLinuxディストリビューションを使用していても機能します。

ターミナルを開き、lessまたはcatを使用して /proc/cpuinfo 内容を表示します。

less /proc/cpuinfo

このコマンドは、各論理CPUに識別番号を出力します。 たとえば、8コアプロセッサがある場合、0から7までのすべてのコアのリストが表示されます。出力の例を次に示します。

processor: 0 vendor_id: GenuineIntel cpu family: 6 model: 142 model name: Intel(R) Core(TM) i5-8250U CPU @ 1.60GHz stepping: 10 microcode: 0x96 cpu MHz: 700.120 cache size: 6144 KB physical id: 0 siblings: 8 core id: 0 cpu cores: 4 apicid: 0 initial apicid: 0 fpu: yes fpu_exception: yes cpuid level: 22 wp: yes flags: fpu vme de pse tsc msr pae mce cx8 apic sep mtrr pge mca cmov pat pse36 clflush dts acpi mmx fxsr sse sse2 ss ht tm pbe syscall nx pdpe1gb rdtscp lm constant_tsc art arch_perfmon pebs bts rep_good nopl xtopology nonstop_tsc cpuid aperfmperf tsc_known_freq pni pclmulqdq dtes64 monitor ds_cpl vmx est tm2 ssse3 sdbg fma cx16 xtpr pdcm pcid sse4_1 sse4_2 x2apic movbe popcnt tsc_deadline_timer aes xsave avx f16c rdrand lahf_lm abm 3dnowprefetch cpuid_fault epb invpcid_single pti ssbd ibrs ibpb stibp tpr_shadow vnmi flexpriority ept vpid fsgsbase tsc_adjust bmi1 avx2 smep bmi2 erms invpcid mpx rdseed adx smap clflushopt intel_pt xsaveopt xsavec xgetbv1 xsaves dtherm ida arat pln pts hwp hwp_notify hwp_act_window hwp_epp flush_l1d bugs: cpu_meltdown spectre_v1 spectre_v2 spec_store_bypass l1tf bogomips: 3600.00 clflush size: 64 cache_alignment: 64 address sizes: 39 bits physical, 48 bits virtual power management:…

以下は、最も興味深い行の説明です。

• processor -0から始まる各プロセッサの一意の識別番号。model name-プロセッサブランドを含むプロセッサの完全な名前。 使用しているCPUの正確な種類がわかれば、プロセッサの仕様に関する製品ドキュメントを確認できます。 フラグ -CPU機能。 ここですべての機能のリストを見つけることができます。

出力をフィルタリングする場合は、grepコマンドを使用できます。 たとえば、プロセッサ名のみを表示するには、次を使用します。

grep -m 1 'model name' /proc/cpuinfo

model name: Intel(R) Core(TM) i5-8250U CPU @ 1.60GHz

CPUの数を印刷するには：

grep -c 'model name' /proc/cpuinfo

8

CPUの数を知ることは、ソースからソフトウェアをコンパイルする必要があり、同時に実行できる並列プロセスの数を知りたい場合に便利です。 CPUの数を見つける別の方法は、 nproc コマンドを使用すること nproc 。

nproc

8

lscpuでCPU情報を確認する

lscpuは、CPUアーキテクチャに関する情報を表示するコマンドラインユーティリティです。 lscpuは、すべてのLinuxディストリビューションにインストールされるutil-linuxパッケージの一部です。

シェルプロンプトで、 lscpu 入力します。

lscpu

出力は、CPUの数、アーキテクチャ、ベンダー、ファミリ、モデル、速度、キャッシュ、フラグなどに関する情報を含む、次のようになります。

Architecture: x86_64 CPU op-mode(s): 32-bit, 64-bit Byte Order: Little Endian CPU(s): 8 On-line CPU(s) list: 0-7 Thread(s) per core: 2 Core(s) per socket: 4 Socket(s): 1 NUMA node(s): 1 Vendor ID: GenuineIntel CPU family: 6 Model: 142 Model name: Intel(R) Core(TM) i5-8250U CPU @ 1.60GHz Stepping: 10 CPU MHz: 593.577 CPU max MHz: 3400.0000 CPU min MHz: 400.0000 BogoMIPS: 3600.00 Virtualization: VT-x L1d cache: 32K L1i cache: 32K L2 cache: 256K L3 cache: 6144K NUMA node0 CPU(s): 0-7 Flags: fpu vme de pse tsc msr pae mce cx8 apic sep mtrr pge mca cmov pat pse36 clflush dts acpi mmx fxsr sse sse2 ss ht tm pbe syscall nx pdpe1gb rdtscp lm constant_tsc art arch_perfmon pebs bts rep_good nopl xtopology nonstop_tsc cpuid aperfmperf tsc_known_freq pni pclmulqdq dtes64 monitor ds_cpl vmx est tm2 ssse3 sdbg fma cx16 xtpr pdcm pcid sse4_1 sse4_2 x2apic movbe popcnt tsc_deadline_timer aes xsave avx f16c rdrand lahf_lm abm 3dnowprefetch cpuid_fault epb invpcid_single pti ssbd ibrs ibpb stibp tpr_shadow vnmi flexpriority ept vpid fsgsbase tsc_adjust bmi1 avx2 smep bmi2 erms invpcid mpx rdseed adx smap clflushopt intel_pt xsaveopt xsavec xgetbv1 xsaves dtherm ida arat pln pts hwp hwp_notify hwp_act_window hwp_epp flush_l1d

/proc/cpuinfo ファイルの内容とは異なり、lscpuの出力にはすべての論理CPUのリストは表示されません。

結論

このガイドでは、システムCPUに関する情報を見つける方法を示しました。 CPUの名前とベンダーを決定するために使用できる dmidecode 、 hardinfo 、 lshw などのツールもありますが、それらのほとんどはデフォルトでLinuxシステムにインストールされていません。

ご質問がある場合は、コメントをお気軽にお寄せください。

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